今夜のNHK番組でおもしろい特集を放送してました。
今人気の「直売所」の特集です。
農家の収益確保、地産池消をうたいJAが全国的に展開をすすめていると。
たしかに急激に店舗が増え、どこも大勢のお客さんでにぎわっています。
消費者も新鮮で安全な野菜などが安く買えると、いくんでしょうね。
イメージとは怖いもので、直売所というと朝、農家さんが取れたての新鮮な野菜をもちよって販売しているので安全だと思ってしまいますが、実は安全かどうかはわかりません。
ちょっと前に中国からの野菜の問題もありましたね。
最初におもしろいと言ったのは、人気の直売所の問題点としてこのことがあげられていたからです。
番組のなかでは国の抜き打ち検査で、基準値の77倍の残留農薬が検出された野菜があったと報じられていました。
たとえ直売所といえ、虫がついていたり、変形していたりしていては今ではなかなか売れません。植えれ残ったものはその日のうちに引き上げなければいけないというルールもあります。大変です。
直売所にだす農家さんの多くはプロというよりは兼業農家や趣味の人が結構います。
農薬の知識がどの程度か疑問です。
以前、こんな話をききました。
プロ農家さんが市場へ出荷し、各スーパーなどに流れていく途中、残留農薬などの検査がおこなわれていて違反のあるものは処分され、農家にもきびしい処分が下されると。
大手スーパーでは自社で検査されているところもあるようで安全面には大変慎重になっていると。
なので検査にひっかかりそうな野菜は、検査のない直売所にもっていくと。
直売所専門にだしている農家さんで、右側の畑には農薬かけるけど、左側にはかけないのはなぜ?と聞くと左側は自分で食べるからだと。
つまり直売所に持っていく野菜はキレイでないと売れないんでバンバン農薬を使うよ。とのこと。
こわいですね。
この問題もそのうち大きな話題となるでしょうね。
直売所もそろそろ飽和状態、地産池消といいながら、3割位はスーパーのように遠くから仕入れをしている所もあります。
直売所=新鮮・安全ではありません。
直売所は無検査ですから。
皆さんも気をつけてくださいね。